大谷翔平が自己最多タイの４６号ホームラン、「４６―４６」に到達…右翼５階席近くまで飛ばす

ガーディアンズ戦の５回１死、４６号ソロを放つ大谷（８日）＝片岡航希撮影

【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は８日（日本時間９日）、本拠地ロサンゼルスでのガーディアンズ戦に１番指名打者で出場し、五回に２試合ぶりの本塁打で、２０２１年の自己最多に並ぶ４６号ソロを放った。８月３０日にメジャー初の「４３本塁打、４３盗塁」を達成。盗塁は４６個に伸ばしており、「４６本塁打、４６盗塁」に到達した。今季１０１打点目で、メジャー７年目で自己最多となった。

今季１１勝を挙げている右腕バイビーに対し、１ボールからの２球目、真ん中高めに浮いたチェンジアップをフルスイング。打球は高く上がり、右翼ポール際を越え、５階席下の壁に設置されたワールドシリーズ優勝年を示す「１９５５」と表示されたボードに当たった。飛距離は４５０フィート（約１３７メートル）、打球速度は１１６・７マイル（約１８７・８キロ）を記録した。

大谷は打席でバットを持ったまま、打球の行方を見つめた。スタンドに入ったことを確認すると、バットを放り投げ、ゆっくりと走り出した。大谷がベンチに戻った後、ファウルだった可能性について審判団が協議。しばらくして改めて本塁打が認められると、大谷は両腕を挙げて喜んだ。